プロジェクト『Crimeinfo・アニメーション』

crimeinfo 死刑執行 死刑確定者の処遇

この度、特定非営利活動法人Crimeinfoさまからお話を頂き
「死刑確定者の処遇」と「死刑執行」に関するアニメーションの
作画及びディレクションをさせていただきました。

CrimeInfoとは

特定非営利活動法人CrimeInfoは、
日本の死刑に関する統計資料、刑事司法の諸問題に取り組んだ論文・エッセイ集、
死刑をめぐる映像ドキュメンタリーなどの情報提供を行なっています。

情報を通じて、死刑制度を含む日本の刑事司法制度に対する理解を高め、
市民社会による諸問題への取組みを促進しています。

今回はその一環で、「CrimeInfo論文&エッセイ集13」をもとにした
アニメーションの制作に携わりました。

【CrimeinfoのWebサイトはこちらから】
https://www.crimeinfo.jp/

アニメーション制作の趣旨

2009年の裁判員制度導入以降、市民が死刑の判断に関わるようになり、
2024年10月現在、裁判員裁判により死刑を言い渡され、
死刑判決が確定した人は35人になりました。

そのうち3人が、すでに死刑を執行されています。

しかし、市民の多くは、死刑に関して知っていることはほとんどありません。
そこで、死刑確定者が執行までの日々をどのように暮らし、
死刑がどのように執行されるか、その様子をアニメーションにしました。

少しでも多くのみなさまに知って頂くきっかけになればと思います。

 

 

©CrimeInfo 2024

Animation Directed & Illustration by: 大森かずえ
Animation Directed by: https://www.instagram.com/churu_films/?hl=ja
Animation and Editing by: https://www.instagram.com/__shun____0847/?hl=ja
映画のようなPV制作。企業向け映像制作チーム.AGARUへ。https://dottoagaru.com

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    大森 かずえ

    1982年、岡山県生まれ。東京学芸大学、卒業。
    画号「大森かずえ」美術家として活動。
    幼少期から、水墨画を描く母の影響を受け、毎日絵を描いて過ごす。
    大学時代は自ら企画運営をし、積極的に個展やグループ展をこなすが、
    24歳の頃、病気治療で記憶を消されて2週間意識不明に陥る。
    また、後遺症で全身に麻痺が残り、一時は絵が全く描けなくなるが、
    とにかく描きたい一心でリハビリを経て、1枚の油絵を制作。
    その絵が第34回近美春季展にて大賞を受賞する。
    画家としては、近代日本美術協会での大賞受賞をはじめ、他受賞歴が多数。
    空をメインとした風景画・肖像画には定評があり、多くのオーダーワークをこなす。
    絵画を生かすためのデザインやディレクションも手がけるマルチプレイヤー。
    その他、書籍の装丁デザインや挿絵イラストも手がける。
    ※病気はすでに完治しています。

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