言い伝えが登場したのは、江戸後期。半人半魚の妖怪「アマビエ」が現れると、6年間は豊作だが、併せて病気がはやるとされた。肥後の国の海の中に、夜な夜な光るアマビエが現れ、「私の姿を写して人に見せると病気から逃れることができる」と言って消えた、という言い伝えから、疫病退散の願いを込めて描かれるようになった。
AMABIE
- 大森 かずえ
1982年、岡山県生まれ。東京学芸大学、卒業。岡山県美術家協会、所属。
画家を中心に、アートディレクターなど、様々なジャンルをこなすマルチプレーヤー。
アカデミックな表現を大切にしつつ、現代アートやデザインなどの融合と追及を深める作品を展開。
対極する二つのものは其々がないと存在することができない、という思想の下に、近年は、「光と影のコントラスト」をテーマとして、絵画タロットカードシリーズ78枚を制作している。
画家としては、近代日本美術協会での受賞歴が多数。
肖像画、空をメインとした風景画にはファンが多い。
その他、アートディレクターとして主催イベントを開催、プロジェクト旗揚げに参加、個展のサポートなども行う。- ウェブサイト >>