プロジェクト運営『刑務所アート展』

PAC 刑務所アート展 アートプロジェクト 心の交流 

全国の受刑者たちから募集した芸術作品を展示する「刑務所アート展」の開催を通して、塀の内と外をつなぐ対話の場を生み出します。

この度、こちらのアートプロジェクトにデザイン全般で関わらせていただく事になりました。
加害者支援に関しては、人や環境で様々な考えが交差する問題かと思います。

私自身、自分の興味あること以外に興味のある人との交流を、
極端に避けて生きてきた幼少時代を経て、人と想いを共有できる喜び、
想いのすれ違いからの心の痛みを知り、少しずつ人間らしくなったような気がします。

アートと向き合う意外に生きる意味を見出せなかった私は、
それ故に多くの人を傷つけてきたと思います。

「ちゃんと想いを伝える」

そんな当然な事もコミュニケーションが取れないとできません。
刑務所アートは、現代の日本において異なるコミュニティで生きる人たちとの
新しい形のコミュニケーションツールだと思います。

様々な社会通念や情報、問題があったとしても、
アートは誰しもの心を覗き合うことを可能にするものだと、私は信じています。

第2回展示会開催に向けてクラウドファンディングを行なっております。

アメリカやヨーロッパでは、刑務所でアート・プログラムを行うことは珍しくなく、
専門的な非営利組織も多くあります。
アートプログラムが、再犯を防ぐ、犯罪からの離脱を促す効果があるといった
実証研究は多く存在します。
しかしそれだけではなく「アートが、塀を越えた「対話」の媒介となる」と信じて、
私たちは展示会を開催します。

第2回展示会の開催および、カタログやグッズ、
Webギャラリー等のコミュニケーション媒体の制作、
持続可能な運営体制づくりのためのご支援をお願いします。

PAC 刑務所アート展 アートプロジェクト クラウドファンディング 目標額

(支援ページはこちらから)
https://camp-fire.jp/projects/view/724276

支援金額に応じて、活動報告書の送付、
オンライン、オフラインでの活動報告会へのご招待、
カタログやグッズ送付などのリターンを設けております。

今回の挑戦に共感いただけた方は、ご無理のない範囲でけっこうですので、
どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

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    大森 かずえ

    1982年、岡山県生まれ。東京学芸大学、卒業。
    画号「大森かずえ」美術家として活動。
    幼少期から、水墨画を描く母の影響を受け、毎日絵を描いて過ごす。
    大学時代は自ら企画運営をし、積極的に個展やグループ展をこなすが、
    24歳の頃、病気治療で記憶を消されて2週間意識不明に陥る。
    また、後遺症で全身に麻痺が残り、一時は絵が全く描けなくなるが、
    とにかく描きたい一心でリハビリを経て、1枚の油絵を制作。
    その絵が第34回近美春季展にて大賞を受賞する。
    画家としては、近代日本美術協会での大賞受賞をはじめ、他受賞歴が多数。
    空をメインとした風景画・肖像画には定評があり、多くのオーダーワークをこなす。
    絵画を生かすためのデザインやディレクションも手がけるマルチプレイヤー。
    その他、書籍の装丁デザインや挿絵イラストも手がける。
    ※病気はすでに完治しています。

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